Reservoir青森県ため池サポートセンター
ため池転落事故防止に係る注意喚起
令和4年5月10日、県内のため池で中学生の転落死亡事故が発生しました。
このような痛ましい事故を防ぐため、ため池の管理者は、転落するおそれがある場所の確認、立入禁止の看板や転落防止柵の設置状況の確認、ため池で釣りや水遊びを行わないよう注意喚起の徹底をお願いします。
ため池への転落の危険性について
ため池の斜面(特にコンクリートやゴムシートの場合)は、水面下に少しでも足を踏み入れると、滑り落ちる危険性が極めて高いです
水面下の斜面にはコケが発生し非常に滑りやすいため、一度ため池に滑り落ちると、大人でも自力で這い上がることが困難です。
そのため、ため池の斜面には近づかないように注意喚起をしてください。
<参考動画(一般社団法人水難学会提供)>
ため池の安全対策啓発用ポスターについて
以下の啓発用ポスターのデータは、青森県ため池サポートセンターが、全国土地改良事業団体連合会より承認を受けて、県内のため池管理者に提供するものです。
このポスターを利用して、ため池に立て看板を設置するなど、ご利用ください。(ご利用の際には、ポスター右下の枠内にため池管理者名等を記入してください)
※画像のダウンロードは下記から行ってください。
ため池の安全対策(ハード対策)
ため池の安全対策(ハード対策)には、看板や転落防止柵の設置などがあります。
対策の実施に当たっては、農村地域防災減災事業等を活用し、必要な安全施設の整備に努めてください。
(画像は、「ため池の安全対策事例集(平成25年5月)」農林水産省農村振興局防災課より)
参考資料(農林水産省HPより)
青森県ため池サポートセンターの設置
県は、農業用ため池の適正な管理と保全を図るため、本会3階に「青森県ため池サポートセンター」を開設しました。
ため池サポートセンターの運営は県が行い、本会は相談窓口や情報発信の役割などを担うことといたしました。
具体的には、県、市町村、土地改良区等と緊密に連携しながら、現地での管理状況の確認などを通じ、ため池の適切かつ迅速な保全管理に対処するため、様々な課題解決に総合的に取り組みます。
お問い合わせ先
水利整備部 電話:017-723-2404